富山県 2011年12月 富山市

続いて富山県へ。新潟での土砂降りは、勢いこそ弱くなったものの、夜が更けるとともに雪に変わり始めました。

僕は電車についてあまり詳しくは無いのですが、富山県は路面電車王国なんて呼ばれるくらい電車が多いとの事。路面電車とかライトレールとかトロッコ電車とか…いろいろあるみたいです。

富山駅を降りると目の前にライトレールの発着駅。ライトアップされていたのもあり、なんだか近未来的でカッコイイ。

宿泊場所に向かいつつあたりを散策。街のイルミネーションが濡れた路面に映り込んでなんだか幻想的。

上の写真、たしかこの数ヶ月前に見た写真雑誌に載っていた「雨の日の路面に映り込む夕陽」みたいな写真が心に残っていて、それを目指してシャッター切ったんだけど…
残念ながら全部が中途半端で終わっちゃってるなぁ。シルエットを主題にするのか、映り込みを主題にするのか、玉ボケをメインにして画作りしたいのか…
この症状を自分では「よくばり病」と呼んでいます。今後の写真でも定期的に発症します…苦笑

……今ならどう撮るかな。まずは「撮りたい!」と感じた、風景のイイトコロを分割して…。
・シルエットを主題に玉ボケ背景で1パターン
・映り込みとイルミネーションで対称構図にして1パターン
・この地面の素材じゃ綺麗に映り込まないから…左の建物のガラスを使って1枚。
・それじゃ雨の日関係なくね?って思い、もう一回地面の映り込みでトライ。
・さらに引き・寄り、縦・横で×2パターン・3パターン…
・モデルがいたら、このヌケ感を活かして撮ると綺麗だな…代わりの被写体無いかな?
…なんて。

一晩明けると雨は雪に変わり、うっすらと雪化粧した街に変貌してました。

通りがかりに参拝した姉倉比売神社。しんしんと降る雪も入れて撮影。

北海道出身の僕は、雪が降る事には何のロマンも感じませんが…それでもなんだか、懐かしい感覚というか…落ち着くんですよね。雪って。雪なんて降らない方が良いなんて言いつつも、嫌いになれない風景です。

富山出発する前に、何かご当地グルメを食べよう!と思い、調べると白えび丼というのがあるらしい。
へー!白えび!どんな味するんだろう?普通のエビと何か違うのかな?なんてあれこれ想像していたのですが…駅について電車時間を調べると、もう出発しなきゃダメな時間。
無念…。今度来たときは必ず食べる事を心に誓い、富山を後にしました。

次は、この旅イチバンの目的地!石川県金沢市へ。