写真集「たしかなこと」 制作報告その2
ご覧いただきありがとうございます。
フリーランスで、デザイナー・カメラマン・写真作家として活動しております。国井祐輔です。
今回は11月末ごろ完成予定の写真集「たしかなこと」制作状況のご報告です。
第2稿完成→第3稿へ
一度組んでから時間を置いて再検討。先日ようやく第2稿が完成しました。
同時に束見本(手作りサンプル)も作成し、サイズ感や本になった感じを確認・決定しました。
次は第3稿。
また時間を置いて(感覚をリセットして)、客観的な目線で構成の再検討や調整を行い、1部だけ発注。
→実際に印刷されたもので本機校正による色校(色と質感の確認)を行います。
初めて翻訳を発注
また今回、中に掲載するステートメント文の翻訳をプロに依頼しました!〈WORLD翻訳社さん〉
翻訳不可なエンタメは斜陽産業なので(日本は少子高齢化のため)、ずっとこの先も楽しんでもらえる作品として世に出したいなと。
それと義弟の奥さんがアメリカ人なので、彼女にも伝わる表現になれば嬉しいな、なんて思い浮かべながら。
「英語のできない僕が、上げていただいた原稿の判断をできるのか?」という大きな疑問はありましたが 笑
想いを伝えて何度もニュアンスを調整しながら、納得するまで翻訳作業にお付き合いいただきました。本当に本当にお世話になりました!!
この写真集に込める想い
ここまでお伝えの通り、仕事のデザイン業務以上にこだわり抜いて本気で作っています 笑
プロカメラマンとして写真を撮り続ける僕が、「作品」と唯一位置付けているのが、写真作家として作るこの写真集や写真展です。
需要との折り合いや、高尚な芸術などではない「僕が面白いと思う表現はコレだ」という偏愛を詰め込んだ、僕と妻にしか写せない写真。ドキュメンタリー・ポートレイトです。
先日の発表後、僅か数時間のうちに5名もの方が予約注文してくださいました。「完成前に予約販売?」という未知の状況の中、真っ先に手を挙げていただき、「たしかなこと」を楽しみに待っていてくれて、本当にありがとうございます!
まだどんな本になるかも分からない中で、「国井が言うなら応援しよう」と手を挙げてくださったのだと思います。
期待を裏切らないものを、全力で作り上げてお届けします。
仕様は210mmスクエア、100ページ(表紙含む)、無線綴じ製本に決定しました。
予約数の動きを見ながらとなりますが、おそらく初版本は100冊限定で作ることになりそうです。
BASE価格で2,500円(送料・BASE販売手数料込)
下記よりご予約を承っております。
次はきっと完成のご報告ができると思います。
ぜひ楽しみにしていてください(^_^)
写真作家 国井祐輔