写真集「たしかなこと」 制作報告その1
ご覧いただきありがとうございます。
フリーランスで、デザイナー・カメラマン・写真作家として活動しております。国井祐輔です。
今回は11月末ごろ完成予定の写真集「たしかなこと」制作状況のご報告です。
構成・仕様が(ほぼ)決定しました
- ソフトカバー
- 210×210mm(スクエア)
- 80〜100ページを予定
- 3部/6章で編成
- 初公開の写真も掲載します
「モノとしての質感を重視したい」と、最初はハードカバー/30ページの仕様を考えていましたが、自宅で写真集をたくさん読み返す中で考えが変わりました。
装丁の充実よりも、内容の満足度を大切にしたほうが、作品へ込めた想いがより伝わるだろうと。
改めて向き合う、伝えたいメッセージ、写真展用の写真、新しい写真、昔に撮影した写真。
妻とのこれまでを振り返り、構成を考える過程で「この写真集を形にすることが、きっと僕の人生における『写真を撮る意義』になるのでは」と、そんな気がしてきました。
決して、これに満足して写真探求の道を終えるという意味ではないですが 笑
晩年、自らの人生を振り返る時に、そこでページが止まるような「栞」になってくれるのではと僕自身が期待しています。
進捗としては、全体のストーリー、初めと終わりの1・6章は構想が固まりました。
写真展候補300枚に、新たに210枚を追加プリントして、いよいよ残りの2〜5章を組んでいきます。
まずは第1稿として全体を完成させ、時間を置きながら2稿・3稿と熟成していく予定です。
あ、わかりやすく「章」で説明していますがあくまでこれは構成の話。
読み物としては一連の流れでデザインしていきます。
どうぞ完成をお楽しみにしてください。
それでは、また(^_^)
写真作家 国井祐輔
僕のBASEショップで、引き続き写真集の予約販売を行っています。
※初版部数は予約の5〜10倍の数を印刷しようと思います。在庫が無くなった場合は第2版を発注する予定ですが、制作過程のこの時期を見届けていただけた皆様には、ぜひ初版本を手にとっていただけると嬉しいです。