僕は「愛」を写真にしたい。

こんな手垢でベッタベタに使い古され、
ありふれ過ぎている言葉をいまさら発信するのには理由があって。

自分らしい写真、好きな写真。
人生を写す、人柄を写す、子供写真、ウエディング写真。
一生を掛けて取り掛かれる、普遍的なテーマを探す毎日。

どんなジャンルの写真を見ても、気になるのは「その人が見える」写真。
なんとなく掴めているけど、言語化できない自分の目指す「好き」。

写真について考え、向き合っていく中で、ふと腑に落ちた瞬間。

そうだ、愛なんだ。恋じゃなくて、幸せでもなくて、愛なんだ。
愛にはポジティブもネガティブもある。
愛×女性=恋愛と結論されがちだけど、それだけではなく。
愛にもいろんな形があって、一人一人に向けた愛の形がある。

夫婦愛、親子愛、友人愛、他者愛。
そこには自分と相手がいて、2人の間の関係性でしか写せないものがある。

自分にしか撮れない写真を。