先日「豊か」というワードを出したので、関するもう一つのお話。
20代のお金も時間も地位も無い頃、豊かになりたーい!と思っていた僕の心に、「もやしもん」というマンガの一節が刺さり妙に腑に落ちたので、いま改めておさらいしてみようと思います。

【要約】

「豊か」とは「高価」ではなく「選択の自由があること」
朝の忙しい時間に味噌汁を飲みたい。その時に自分の生活を豊かにしてくれるものは、高級な本枯節ではなく、市販の花かつおや化学調味料だったりする。
高級品やオーガニックを選択できることも豊かさだし、手軽さを選択できることも豊かさ。例えばオーガニック至上主義になってそうじゃない環境ではイライラしてしまう人、これは完全に本末転倒。

僕自身、豊かさを取り違えずににしっかり選択していきたい。

【出典・引用】

石川雅之『もやしもん』講談社
8巻 P.80〜83

9巻 P.148〜151